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湿潤療法
今回は『湿潤療法』について詳しく解説していきたいと思います。
そもそもこの湿潤療法とは、その名の通り傷口を乾燥させずに治療する方法です。
今までの消毒し、ガーゼで固定その後はカサブタになったらガーゼを取るという方法とは全く逆の発想を取っています。
ドラッグストアで販売されている「キズパワーパッド」等も、この乾かさない湿潤療法的な商品でしょう。

湿潤療法を行なうメリットはまずは何といっても
・傷跡の残りにくさ
・痛みが少ない
・比較的回復が早い

この3つだと思います。

家庭でもできる湿潤療法を紹介しますが、実際に行う前に注意する点があります。
やけどなどの傷口の状態は、見た目以上に深刻な場合もあるという事です。
患部の奥に雑菌や異物などが残ったままだと、破傷風などの怖い病気の恐れがあります。
やけどの深度が深い場合、痛みも感じにくく、逆に軽度と勘違いしてしまう事もあるでしょう。
傷口の状態が湿潤療法に適しているかどうか、一度、医療機関へご相談されることをおすすめいたします。


では簡単に湿潤療法の方法を説明していきたいと思います。

(その1)
傷口を水道水でしっかりと洗う
消毒液などは付けずに水道水で患部を丁寧に洗い流します。
この時に傷口に雑菌や異物が残っていると後々トラブルの元ですので、丁寧に洗います。

(その2)
傷口の上から白色ワセリンを塗ったラップを当てます。
ズレてしまわないようにテープで固定して下さい。

(その3)
滲出液の様子などを見ながら1日数回ラップを取り替えます。

ラップなどで傷口を乾燥させないようにして、
「自分の体内から出る浸出液を有効に使う」ことで傷口の回復を早める効果が期待されます。

そして今まで行なわれていた消毒液での消毒で、健康な細胞まで攻撃してしまうという
デメリットを排除する考え方なのです。

この湿潤療法、ラップやワセリンを用意するのが面倒という方や
普段キッチンで使用している物との併用は衛生上心配…。手軽に湿潤療法を始められるアイテムもあります。


◇さらにお手軽湿潤療法
ラップを使った湿潤療法は面倒、という方にも専用の商品が販売されています。


《プラスモイスト》
こちらは医療現場でも使用されており、主にネットショプ等で購入が可能です。
イメージとしては大きなキズパワーパッドのような感じでしょうか。
乾燥による外傷へのはり付きを防ぎかつ、余分な体内からの滲出液は吸収してくれるので患部がムレにくくなるという利点があります。
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